冷たい男
アイツはあっちを行ってこっちにきてをくりかえしてた。
ラブソングを歌ってたとき、ちょうど例の彼女がきた。
かかっている曲はラブソング。
彼女は誤解するわけで。
アイツは一生懸命弁解していた。
そのラブソングが本当は誰にむかっているのか知っている私は苦しくてしかたなかった。
笑顔でアイツと一緒に彼女の誤解を解いてあげながらも、本当は泣きたくてしかたがなかった。
しかもさ、彼女は彼氏持ちらしい。アイツにどこが好きなのと聞いたら「顔」と答えた。
本気でなぜ自分はこんな男が好きなのかと悩んだ。
そのあとみんなで彼女の家に行くことになった一番きつい一言。
「おまえ帰ってていいよ。」
悲しい通りこしてキレそうだったよ。
それは可哀相だととめてくれたのは彼女で…虚しいというか。