天使と吸血鬼
「本当だ。」

「ごめんね。先生。」

先生は私を抱きしめて、
涙を流していた。

「水晶の半分は、
お前にやるよ。」

「いいの?」

「ああ。その代わり。
俺と一緒に天上界に、
行く事が条件だ。」

「分かった。」

「1週間後。ここで。」

「ありがとう先生。」

私は次の日家に戻った。
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