天使と吸血鬼
「ウロウロするな。」

「しない方がおかしい。」

俺は落ち着かない。
部屋でウロウロとしていると、
父上に怒られた。

「だって・・。」

「死ぬわけないだろう?」

「だって・・・。」

「時期報告が来る・・」

そう父上が話の途中で、
ドアが開いた。

「おめでとうございます。
男のお子様が生まれました。」

「おお!!」

俺は一目散にエリカの
元へ駆けつけた。
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