天使と吸血鬼
「何かあったの?」

「人を探しているんだ。
昔に助けてもらった人の
腕に星型のマークがあるんだ。」

「へえ。」

「男性なんだけど、
女性かも知れないから。
ゴメンね。」

「いいよ。
私も一緒に探してあげる。
案外先生かも知れないよ。」

「そうだね。」

私はその言葉をスルーして
しまった。

きちんと聞いとけば、
苦しむ事はなかったかも
知れないと感じた。

これがきっかけで私と
楓は友達になったのです。
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