天使と吸血鬼
「何だか最近、
ブルーがおかしくない?」

「何も変わってはいません。」

ユーは確かに、
俺に惚れているのは
分かっているが、
俺は無理なんだ。

「ユー。妖精会に
帰るつもりはないのか?」

「何で?」

「別に。
俺明日も早いから寝る。」

そう言ってベッドに入っても、
真壁のことを思い出す。

彼女に惚れた俺は、
吸血鬼を倒したら、
彼女を天使界に連れて行きたいと
考えている。

もう彼女しか考えられない。

・先生サイド終わり・
< 32 / 159 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop