天使と吸血鬼
・俺サイド・

俺はある目的を持って、
人間界にやって来た。

「ブルー。」

「何でしょう?王様。」

「人間界に行って欲しい。」

「人間界にですか?」

「ああ。
半分に割れた水晶が、
悪魔界にある事が分かった。

けど、奴らは我々が持っている
半分を必ず奪いに来る。」

「だったら・・。」

「お前は時期、王になる人物。
だから人間界に行って
身を潜めて欲しい。

もし人間界に魔王の人間が
やってきたら、
その人物を倒して欲しい。

そして、半分の水晶を
奪い取って天上界の王に
願い事を叶えて欲しい。」

そう言われて、
俺は人間界にやって来た。
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