天使と吸血鬼
妖精界の国王とユーが、
戻った後父親と2人切りに
なって話をしていた。

「知らなかった。」

「何がだ?」

「星型の痕。」

父親は少し笑って、
俺に聞かせてくれた。

「お前の母さんも天使界の
者であったけど、
星型の痕はお互いに惹かれて、
恋に落ちてから付けれたんだ。

人間界の娘でもいい。
お前と娘が心の底から、
愛し合った時、
彼女の腕に星型の痕が付く。」

父親の言葉に俺は頷き、
けど1つ聞きたい事があった。

「何故母さんは亡くなった?」

「悪魔界の国王は、
実は天使界の者なんだ。」

俺はビックリして、
言葉が出なかった。
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