隣のアイツ
「水木先輩。」


小さな声でボソッと言う。

「ぇえ!!水木 茂?
あの、学校No.1の?」


そう。私はこの学校で一番もててる水木茂に片想い。
茂先輩は一向上。


入学式の時、一目惚れ。


「あんた、茂さん一番人気なんだよ?」



「解ってる。叶わないの解ってる。でもさ、好きなの~」



ヤバいっ。
声でかすぎた。



「え?誰が好きだって?
俺か?みい。」


はあ。


最悪。



何でこうゆう話には、敏感なのよ…。



私は、無言で、席に着いた。



「美里!とりあえず頑張れ!」



留美子はにっこりブイサイン。




頑張れって~。


留美子のばかあ~。



「みい!誰なんだよ~」



俊介は、私を茶化すように聞いてくる。



あーぁ。


ムカツク。




しつこい。




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