万 次郎丸の詩集
理解無用
理解しなくていい

どうせ理由を言ったって

首を傾げるだけだろう?

だからいいんだ



何なら見放したって構わないよ?

暫く好きにさせてくれ

独りは慣れてる、大丈夫だ


でも、ひとつだけ聞いてくれるのなら

奥底でいいから「私」を

覚えていて

それだけで

救われた気持ちになるから


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