Cute Boy×cool Girl


愛翔くんの強引さに、ちょっと不満を抱きながらもしょうがなく付いていくと、目の前に結構大きめな校門が現れた。



それをくぐると、クリーム色の校舎と、2つの寮らしきものがあり、昇降口の入り口に、《寮部屋 申し込み口》と張り紙が垂れた、横長の机が置いてある。


その机の前には、沢山の生徒達が並んでいた。



「ねぇ!!あそこにある行列が、寮部屋を申し込む人たちの列じゃないの?」

「えっ?あぁ、ホントだ……とにかく並ぼう。」


明らかに、テンションが低くなってる。

なんだ!この喜怒哀楽の激しさは!!
< 14 / 26 >

この作品をシェア

pagetop