Cute Boy×cool Girl


「手続きの方、完了いたしました。こちらが鍵になります。」


机の上には、3つの派手(ピッカピカ)な鍵が振る下がったキーホルダーと、フツーの家と変わらない、小さな鍵の振る下がったキーホルダーが2つ並べられた。


それから、お母さんに言われた通り事務室に行き荷物を受け取って、アタシは豪華と言われる寮に。
愛翔くんはフツーの寮に向かった。



事務員の人に言われた通りに2階に上がると、一番手前のドアに《山浦 麗羅様》と書いてある紙がペタッと無造作に貼ってあった。

やる事早いな( ̄□ ̄;)!!



ん???

「どれだよ・・・」

部屋の鍵を開けようと、キーホルダーを出してみたけど…3つも鍵が掛かっていて、どれだか分からない。


トントン
「ねぇ!!」



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