わたしの名前は…







…止められなかった。





あまりにも自分が惨めで、
それが頭にきてしかたなかった―――



わずかな可能性さえない…



相手が私ではない…





どうにもならない、


現実だった―――







あんなに信じようと頑張ったのに…


自分からバイバイしちゃって…




「浮気すんならバレルなよ!!!」







独り、
携帯を握り締め
泣いた―――




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