わたしの名前は…
こうして私は
ラストまで都合良く使われる羽目に…

しかも、夜型人間の私、
テスト前の勉強は日曜・平日に限られ、
遊びに行く元気が消失…

バイトの目的が殆ど無くなった。


主任の言うなんとかは、
ラスト後、私をホテルやスパに送り、宿泊代を払う
というものだった。



一回のバイト代より高い…

それでも、
それ以上に客が店にお金を落とすから、
自分の地位を奪われるよりは安い。


そう主任は言っていた。



「ミキ、いや、サキには
本当に感謝してる…
ありがとな。」

よくそう言っては、

「でも、早くやめろよ。
お父さんは、
お前の夢を応援してる!」

と、ちょっと矛盾してるけど、
あったかいコトを言ってた

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