わたしの名前は…
バイトを辞め、冬休み。
コウキに会って1年…
いろいろあったね…
そばにいれば
私がコウキの1番…
愛してる、
愛されている…
「なんか、お前、
大人っぽくなったな…」
人は離れていると、
忘れていく生きもの。
忘れては、時々思い出す、そんな生きもの…
そばにいないとそれに慣れ、
離れた寂しさをそばにいる他で満たす…
そんな生きものだと私は思う…
悲しいけど、現実かな…
私は変わってないよ?
コウキと離れる前に
やっと戻ったけど…
あなたは、
変わってないよ、何にも…
懐かしささえ感じるよ。
離れている時の方が
あなたが変わってしまったって、
私は感じるよ…
離れてキズついて、
逢って、愛という餌をもらって、
元気になる…
私って、
飼い主に捨てられたノラみたい――
この腕に、
私以外を抱いたんじゃ?
私の大好きな腕に
誰も抱かないで――