わたしの名前は…
信じるって、難しいね―――
信じるって、
一人ではできないもんね―――
信じられる相手がいて、
それではじめてできること―――
疑わない、信じる。
どんなに自分がそう思っても、
真実が違っていたら
どうにもならない―――
それを突き付けられたら…
信じることも、
疑うことさえも、
できないんだ―――
きっと何かの間違いだ。
きっと偶然の出来事だ。
そう
何か他に有り得ることがあれば…
信じることもできるだろう…
それがない、
現実問題、
他に可能性がない。
そんな、真実を突き付けられたら…
信じたくてもできないでしょう?
私が知識不足で、
実は何か他に可能性があったのなら…
私が自分で自分の幸せを、
壊したんだろう…
でも、
今でも他の可能性は知らない…
真実を突き付けられるまで
それでもちゃんとあなたを信じようとしたんだよ…
あらゆる可能性を考えて…
信じていたかったから…
真実が
すべてを崩す―――
信じていたこと、
信じようとしたこと、
それがすべて
騙されていただけ…
いとも簡単に
すべてを崩す……
自信なんて
恥ずかしい思いをするだけ…
人を疑って、信じない。
そっちのほうが
ココロが楽だ…
どうせバカをみる。
二度と自分以外は信じない。
そうまで思うほど、
裏切りの真実は、
私を壊した―――
ピヨ・ピヨ・ピヨ…