ルレット
美海が気付いてこっちに来ようとする。







「美海、私は大丈夫だから来ちゃダメ。」






そう言うと美海はその場に立ち止まった。








「お友達に助けてもらわなくていいんだぁ。」





「美海があんたらになんかされる方がよっぽど嫌だから。」







「ふーん。じゃあ自分はどうなってもいいんだよな?」






えっ??
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