恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
かと言って!!


「愛莉がイス持って来ればいいじゃん!」

「私の席1番前だから大変なんだよね…。

それにもうほら、使われてるもん。」

「う゛…。」


じゃぁ…このまま我慢すんの!?


「別にいいじゃん?

俺はノート取らずに勉強できるし。
一石二鳥だろ。」

「っ…全然一石二鳥じゃないしっ…よくも無ぁいっ!!!」


あぁ、あたしはどれだけこの男どもに振り回されればいいんだ……。


-トンッ


あたしの右肩に何かが乗る。


「?」


あたしは右肩を見る。


「っ!?//」


そこには裕介の顔。

あたしの右肩に裕介が顔を乗せていたんだ。


「何?」

「アンタっ…何してんの!?」

「だって普通に座ってたら見えねんだもん。」


”だもん”じゃなぁあぁぁぁぁあいっ!!!!


「~っ…。//」

「あれ? 美希真っ赤じゃん。」

「うるさい!!」


だってこんなん初めてだし!?

ア…アイドルだから…いっ…一応…裕介だってカッコイイしっ?

あたしだってそりゃドキドキするよ!!


第一男に免疫ほとんど無いんだってば!!!//

しかもっ…する事言う事が全部っ…大胆なんだよ!!//
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