恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
-夜


「おやすみ。」

「おやすみ~☆」


真っ先に勇士が寝た。まだ8:00。

あたしは今になってやっとテンションが高くなってきた。

ってあたしは狼か?


「美希。」

「ん?」

「はい。」


史也がくれたのは紅茶。


「ありがと…。」

「勉強すんのもいいけど、体、気を付けろよ。」

「…うん。」


あぁ、まだドキッとしちゃうし…。

最近ヤバい…。


「俺明日朝早いからもう寝るな。」

「でもテストじゃん。」

「朝だけだから。」

「へ~。おやすみ!」

「おやすみ。」


と史也も寝てしまった。


千秋は今お風呂だし。


あたしは1人でお勉強。


「えっと…Do you like him?」


ってこれ中学生レベル…。

Do you like him…あなたは彼が好きですか…か。


あたし、今恋…してんのかな。


-ガチャッ

リビングのドアが開いた。


「あれ、まだ勉強してるの?」

「千秋…。」

「意外だな。」
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