恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
「美希も頭いいじゃん。」

「どうも。」

「あぁ~。」

「どっどうしたの? 櫂…。」

「美希との1日デート!! 勇士に取られたぁ。」


あっ…。そーだった。

あたし、勇士と…。


「い…いやぁ…。」


マジかぁ…。

ヤバ…。


この事を知った皆は


「勇士か…。千秋かと思ってたわ、俺。」

「勇士のバカぁ!」

「…(勇士よりもテストの点が低いとは…。)」

「はは~。俺興味無いし、楽しけりゃそれでいーだろ。」


とまぁ、様々で。

当の本人は


「マジで行くのかよ。」


以上!


「マジマジ。ほれ。」


ピラリと紙(チケット)を2枚取り出す裕介。


「はぁ…。

…ま、息抜きにはよさそうだけどな。」


よさそうなのかな!?


「美希。」

「何? 勇士。」

「お前…行きたいか?」

「え?」

「その…遊園地。」

「…うん。」


行かなかったらもったいない…。


「…分かった。」


ってなわけで…日は経ち。
ついにデートに行く日になりまして。
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