恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
-翌朝


「おはよ…。」

「おぉ~、どしたぁ?」

「ふぇ?」


リビングに行くと、史也に聞かれた。


「目の下。」


目の下…?


「クマ、すごいけど?」


と言ってクスッと笑った。


「嘘っ…!!」


あたしは洗面所へ直行して目の下を確認。


「っ…!!」


確かにすごい!!

どうしよ…。


「史也ぁ、どーしよ…。」

「ファンデとかコンシーラーとかで隠れないの?」

「ここまでひどいとマズイかな…。」


そんぐらいヒドイ。


「うん~…でも…今日は行った方がいいよね…。」


球技会、他の人に決められるなんて嫌だもん!!!


「じゃ、とりあえず学校行くだけ行って、
球技会の事決めるまでは保健室にいたら?」

「…そうしよっかな。」


あたしはささっとご飯を済ませると学校へ行った。

そして、荷物を持ったまま保健室へ行った。


-ガラッ


保健室に入ると、そこにいたのは先生。
じゃなくて


「おはよう。」

「お…おはよ…。」


千秋だった。
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