恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
「えっ…。」

「あー…俺、体育館戻る。」

「う…うん?」

「早くしろよ。」


勇士は体育館に戻って行った。


…勇士、まさか気付いて…?

それとも…ただ単に良心…?




…♪…♪…♪…





「沢田 美希☆」


そうあたしをからかうのは、もちろん(?)裕介。


「…何か言いまして?」


裕介の鳩尾を軽ーく殴る。


「うっ…。いいえ?」

「そう☆ ならいいけど?」

「…サイズ、ちょっと大きい?」

「あー、うん。何気Lだった…。」


あたしはMです!


「勇士が着る分には丁度よかったんだけどねぇ…。」

「…史也?」

「はは☆」


この4人…絶対チビって言ってる!!


「ズボンは1回折ると丁度いいんだぜ。」


裾折るの???


「腹のとこな。」


あぁ、上!


「上ジャーは腕捲っとくと丁度よく見えんだよ。」

「…今さ、ブカブカだって暴露してるよね?」

「…黙れ。」
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