恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
「俺、ずっと…好きだったよ?
別れてからも…ずっと…。」
もう別れてから2年近く経つのに…。
「これは本気…。
考えといて? これ、俺のアドレス。」
と言って名刺を出すと、その裏にボールペンでアドレスを書いて渡して来た。
「ちょっ…。」
「いいから。持っておいて?」
あたしは渋々受け取った。
「それじゃあ、俺、用事あるから。」
「あぁ、うん。」
別に別れを惜しんでるわけでもない。
むしろ、さっさと帰れって感じだ。
「じゃあね、美希。」
「う…ん…。」
元哉が去ってからは大変だった。
愛莉とあすかは2人で元哉=Motoかぁ~って感心してるし、
香奈と沙奈はキャーッ//って大騒ぎだし、
MILD4人はなんじゃありゃって放心状態だし。
あたしは…過去を思い出したし。
「美希ー、帰ろぉっ!!」
「うんー。」
皆はあんまり気にしてないみたいだけど…
あたしは心中穏やかじゃ無かった。
「美希ってばぁ!!!」
「今行くっ!」
あたしは皆の所へ走り出した。
この時は気付きもしなかったんだ。
これから訪れる深い悲しみと、怒りと、絶望に。
そして…勇士の気持ちも。
別れてからも…ずっと…。」
もう別れてから2年近く経つのに…。
「これは本気…。
考えといて? これ、俺のアドレス。」
と言って名刺を出すと、その裏にボールペンでアドレスを書いて渡して来た。
「ちょっ…。」
「いいから。持っておいて?」
あたしは渋々受け取った。
「それじゃあ、俺、用事あるから。」
「あぁ、うん。」
別に別れを惜しんでるわけでもない。
むしろ、さっさと帰れって感じだ。
「じゃあね、美希。」
「う…ん…。」
元哉が去ってからは大変だった。
愛莉とあすかは2人で元哉=Motoかぁ~って感心してるし、
香奈と沙奈はキャーッ//って大騒ぎだし、
MILD4人はなんじゃありゃって放心状態だし。
あたしは…過去を思い出したし。
「美希ー、帰ろぉっ!!」
「うんー。」
皆はあんまり気にしてないみたいだけど…
あたしは心中穏やかじゃ無かった。
「美希ってばぁ!!!」
「今行くっ!」
あたしは皆の所へ走り出した。
この時は気付きもしなかったんだ。
これから訪れる深い悲しみと、怒りと、絶望に。
そして…勇士の気持ちも。