恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
「寝ない…と思う。」


動きが止まったと思ったら…
タオルが消えた。


「?」

「ついで。」


ってドライヤーとくしを持ってた。


そのまま、勇士はあたしの髪を乾かしだした。


「~…。//」


うわ、緊張する~っ…!!


「髪長いな…。」

「伸び放題ですから…。」


背中の真ん中辺りまであるあたしの髪。

最後に切ったのは…去年の2月?

って7か月前!?


うわっ…。


「でも、キレイじゃん。」


-ドキィッ


勇士はきっと何気なく言ってるんだろうなぁ。


マジで無理ぃっ!!!


そのまま、髪を乾かしてもらったけど…


マジで死ぬかと思った。


きゅ、キュン死ってヤツ…?


キュン死ってか…ドキ死…?


っておかしいか。


「ほい、OK。」

「ありがとっ!!!」


勇士の髪は完全に乾いてるし。

ダメじゃん。


さってと、寝ようかなぁ。
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