恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
たっ確かに…。

皆の事だから朝帰りーとか言って
2・3時くらいに帰って来そうだし。


って事で(?)あたしの部屋へ。


勇士は我がもの顔であたしのベッドに入るし。


なんじゃこの状態はッ!!


つっこみまくりたい。


勇士はさっさとあたしのベッドに入って、

布団を少し剥ぐって、


「入れよ。」


って言った。


「っ…う…うんっ…。//」


いやぁ~っ…。

きっ緊張…。


そろそろと布団に入ると、
グッとあたしの腕を引いた。


「!?」


そしてそのままあたしを抱き締めた。


「勇…士…。」


勇士だぁ…。


「泣けよ。」

「え…?」

「我慢すんな。」


ってキツク抱き締められた。

その時、気付いたんだ。

あたし、震えてたんだなって。


勇士もちょっとだけ震えてた。


「っ…勇士っ…勇士ぃっ…!!!!!」


勇士がいる。


それだけで、元哉の事も、香奈の事も、
忘れられた。
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