恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
「あ、水分補給したっ!?」

「あ、まだ。」


全く水分補給して無かったや。


ペットボトルを受け取ろうと、
愛莉の方に手を伸ばした途端。


目の前が、グニャリと歪んだ。


…あ…れ?


「美希?」


声が、遠のく。


「美希!!!!!」


あたしは、気を失った。




…♪…♪…♪…






…体重い…。

ダルい…。


意識がハッキリし始めた時、声が聞こえた。


「金田…どういう事?」


って、史也の声。


「…ただ疲れてるだけだと思う…。」


愛莉の声もする。


「…。」


何? なんでそんな事になってるの?

って言うか、ここはどこ?


「ふぅん…?」

「…全部、美希から聞いて…?」


あっあたし…?!


「…分かった。ゴメンね、金田。」

「…ううん、大丈夫。

…でも、意外だな。」
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