恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
-翌朝…


「おっはぁ~☆」


朝からハイテンションな目覚ましの役割を果たした櫂。


そして、かったるそうなその他もろもろ。


「あ゛あぁ~~~~ッ!!!」


ハイテンションな櫂は…朝から絶叫。


寝てたあたしたちにとって、

それは目覚ましというより拷問に近かった。


「なっ何!?」


あたしは飛び起きた。

勇士はというとまだ寝てる。


「大丈夫か…?」


裕介が聞いた。

相手は…櫂。


普通、あたしたちに聞くでしょ!?


「だってぇ! 2人が一緒に寝てる!」


ってこっちを指さす。


そぉ言えば一緒に寝ちゃったなぁ…。

何てノリのあたし。


「あ、あたしら復活したからぁ♪」


ってピースしながらサラリと言ってみた。


けど、4人は固まっちゃって。


「「「「はぁああぁぁぁ!!?!?」」」」


って叫ばれた。


いや、そんな事言われましても…。


「あたしらの幸せ願ってくんないの…?」


「だってさ、俺らめっちゃ必死こいてたのに…。」

「なかなか復活しないんだもぉんッ!」

「でもま、よかったね、美希。」

「…人騒がせな奴等。」
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