恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
相変わらずな香奈。


もう、いい加減にしろッ!!!


「あ、美希~☆」

「あ、舞衣チャン…。」

「舞衣でいいよ!」

「了解! で、何?」

「あ、5人も!」


ってMILD+あたしを集合させた。


「昨日、6人がいないときに、文化祭の…
いろいろ決まったんだ。

で、6人のグループに分かれてやる事に
なったんだけど、6人は同じグループね?」


6人で頷いた。


「んじゃ、そう言う事でぇ!!」


って舞衣は颯爽と行ってしまった。



…本当、舞衣って悩みとか無さそう。

羨ましいなぁ…。


「なんか…めんどくさそう。」


ボソリと呟いた裕介。


「仕方ない、俺らいなかったんだし。」


とお母……――史也。


「まぁねぇ!! 僕、適当でいい?」

「ダメだ。俺らにだけ面倒な事を押しつけるな。」

「…どうでもいい。」


あら。

あらら?


なんだか…変な雰囲気。

さっきまでやるぜ! みたいな雰囲気だったのに。


さすが役者たち。


「美希。」

「ん? 何? 史也…。」
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