恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
「どっか行くの?」

「あぁ。午後からステージ。」


そうなの!? あたし、一切聞いてないけど!?


「美希。」

「ん?」


勇士が声をかけて来た。


「ステージの袖で、待ってろ。」


なっ、なんで!?


「…?」

「いーから。」

「…了解デス。」


…何があんのかな。


「とにかく飯ぃ~!!!」


確かに、お腹すいた。


唯一の休憩は、一瞬の水分補給だからね。


「皆ぁ~!」

「あ、愛莉ぃ!!!」

「お好み焼きとか焼きそばとか、買って来たよぉ!」


…愛莉が女神様に見える。


「ありがとぉお!!! 愛莉ぃ!!
愛莉は命の恩人だよぉ!!」

「…?」


それから、焼きそばやらお好み焼きやらを食べた。


…ハッキリ言って、ソース臭くなっちゃった☆


裕介たちは、受け取るだけ受け取って
行っちゃったんだ。


~♪♫♪


「あ、メール…。」

「誰からぁ?」


ひょっと覗き込むと…
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