恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
連れて来られた先は、雑貨屋サン。

しかも、女の子向け。


あ、千秋はちゃんと変装済みね!


「なんで千秋こんな所に…?」


まさかっ!!!


「千秋、そう言う趣味が…っ!?」

「何言ってんの?」


呆れられましたよ。

でもさ…そう思うのも無理なく無い?


「じゃあなんで?」

「なんでって…その…。//」


およよ?


「あれぇ~? 千秋クン。ほっぺが赤いぞぉ~?」

「うるさいよ。」


あはぁ~☆


「ホワイトデーのお返し?」

「…まぁね。」

「それなら沙奈でも連れてくりゃ良かったじゃん。」

「意味無いだろ。」


意味無い…?


「あぁ…そう言う事♪」


ニヤリと笑うあたし。


「う゛…。」


沙奈にあげんのか…♪


「で、何あげんの?」

「それが分からないから美希を連れて来たんだろ?」


そうなのか…。


なんだ、千秋の事だから迷わず選んじゃうのかと思ってた。

けど…違うんだね。
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