恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
あぁ…あたし、恥ずかしい…。

いくら田舎のホテルとは言え…


-ポタッ…ポタッ…


お化けかッ!! ってくらいに服から水が垂れてるし。


情けない…。


「美希!?」

「あ…史也。」


あたしを見つけて駆け寄って来る史也。


バッチリ変装済み…。

そりゃそうだよね~。騒がれちゃたまんないもんね。


「はい、タオル!」

「あ、ありがとう…。」


本当、史也って気がきく。


「とりあえず、俺の部屋行こ!」

「え、あ、うん。」






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