恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
-史也の部屋inホテル-


「とりあえずシャワーでも浴びて温まりなよ。」

「え…。」


あたし…ピンチ!!?


「あ…ゴメン、そう言うつもりじゃ無くて…えと…。//」


何をお考えで!? トップアイドル!!!

てかピュア…。


「そう、ここのホテル、ローブ? とか無いんだよね…。」

「え?!」


でもこのまんまってのも無理だよね…。


「あ、俺の服貸すよ!」


…マジ?

え、絶対ブカブカじゃん。

軽く嫌みか?


「大丈夫、ちゃんと洗ってあるやつだし。」

「いや、そっちじゃないのよ。」

「あ~…。」


何があ~…なんだか…。史也って抜けてる…。


「んじゃ、お言葉に甘えて、服借りるよ!」

「分かった。」


と、史也が出して来たのはフード付きのトレーナーとスウェット下。


「はい。」

「ど~も~☆」


下着は…何気持って来たし。

『温泉あったと思う~』と言う櫂の言葉を信じて…。
ま、大外れだったけどね…。


てな訳で…あたしはシャワー浴びちゃったりしちゃったり。

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