恋のしるし~GIRL’S♪SONG~
「さてと、寝るか。」

「え!?」


時計を見ると…まだ9時。


「もう?」


てか…案外時間経ってる…。


「小さい子は早く寝ないと成長止まるぞ~。」


と、頭をポンポン、とされる。


「な゛…!!」

「電気消すぞ~。」

「嫌、待って!!」

「3~2~1~。」


って…


「あたしどこに寝るの…?」

「あ…。」


やっぱ史也抜けてるよね!?


「一緒に寝ちゃえ。」


いや、『寝ちゃえ』じゃないだろ!!!!!


「分かったぁ。」


ま、あたしも違和感無いしOKなんだけどね。


「そう言えばあたしの服は?」


下着はさっきビニール袋に入れてカバンの中に閉まっておいた。


「ん? 今洗って干してる。」

「そう? それはどーも。」


やっぱ気がきく! 抜けてるけど!


「消すぞ~。」


あたしは素早く1つしか無いベッドに潜り込む。

パチッと電気が消える。


史也がベッドに入って来るのが分かる。

あ~、あたし最近ヤバい…かも。
いや、ヤバい。
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