サンタさんと受験生
「お兄ちゃんー。起きてー!!」
「………ん?」
目が覚めると俺はベッドにいた。
床で寝てしまったと思ったんだけどな。
時計を見るともう昼の9時過ぎだった。
珍しく寝過ぎたようだ。
「凄いよー。DSが入ってたよ!!‥また会えなかったけど。」
弟は俺にDSの入った箱を見せてきた。
どうやらまだ開けていないらしい。
「そうか。まぁそれはしょうがないだろ。」
俺は言いながらあのサンタとの出会いは夢だったのかを考えていた。