NO SPEED! NO LIFE!-Ⅱnd season-
「梨世!がんばれよ!」
圭人の声が聞こえ、あたしは聞こえた方に片手をあげ、ひらひらと手を振った。
「よぉーい、スタート!」
勢いよく、ピストルがなり、あたしは札のある場所まで駆け出した。
もちろん、1位で。
…どうか、普通のカードでありますように!
自分の前におかれたカードをめくった。
〝身近にいる変態〟
…。ふと、頭にある人間の顔がよぎった。
「しおーーーーーん!」
「!」
誰にも呼ばれてない士音は、あたしが呼ぶと、暗くげっそりした顔を〝ぱぁっ〟と言うように上げて走りよってきた。
「りぃ~せぇ~♪」
「花とかハートとか、少女漫画的なもの飛ばしてねぇでさっさと来いよ」
真顔で言ったら、士音は笑顔+αで来た。
そして士音を引っ張りゴールへ。
圭人の声が聞こえ、あたしは聞こえた方に片手をあげ、ひらひらと手を振った。
「よぉーい、スタート!」
勢いよく、ピストルがなり、あたしは札のある場所まで駆け出した。
もちろん、1位で。
…どうか、普通のカードでありますように!
自分の前におかれたカードをめくった。
〝身近にいる変態〟
…。ふと、頭にある人間の顔がよぎった。
「しおーーーーーん!」
「!」
誰にも呼ばれてない士音は、あたしが呼ぶと、暗くげっそりした顔を〝ぱぁっ〟と言うように上げて走りよってきた。
「りぃ~せぇ~♪」
「花とかハートとか、少女漫画的なもの飛ばしてねぇでさっさと来いよ」
真顔で言ったら、士音は笑顔+αで来た。
そして士音を引っ張りゴールへ。