NO SPEED! NO LIFE!-Ⅱnd season-
私はゴール地点でぴゅあみっつぁんに向かって叫んだ。

「ぴゅあみっつぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあんっ!!!
頑張れぇぇぇぇぇぇえ!!!」


あたしは笑顔で手を振り、りのも笑顔で振ってた。ゆみは弓二君の黒オーラに当たりすぎたみたいで担架運ばれたし、菜穂ちゃんは、一生懸命足のマッサージしてる。
ぴゅあみっつぁんも笑顔で手を振り返してくれた。


ピストルが鳴り響き、ぴゅあみっつぁんは、カードに向かい全力失踪。

そしてカードをみると、ぴゅあみっつぁんは、いつも見せない困惑の表情を浮かべた。よほど難しいものなのかな…。

ぴゅあみっつぁんは、辺りをキョロキョロ見渡し、ある一点を見つめ、目を見開いた。


「そこの人!」

「あー?俺か?」

「貴方の…となりっ!」

「…新地?」

「そう、あなた!きて!」

「ハ、ハイ」


ぴゅあみっつぁんは、あの懐かしの青江の連れ、新地君をつれてきた。


そして一着ゴール



.
< 18 / 38 >

この作品をシェア

pagetop