NO SPEED! NO LIFE!-Ⅱnd season-
「ちょっと!折谷くん,坂野さんっ!勝手に話を進めないでよっ!これは学校行事の合同練習なのよっ!?」


「「うっさぁぁぁぁぁぁあい!」」


「え」


学級委員(メス←)が言ったことに、うちらは、ものすごい形相で噛みついた。



「うちらにはスッゴい大切なことなのっ!少なくとも梨世にはっ!」


「だから…」


「はぁっ!?梨世だけじゃねぇっ!俺だって!」


「だから…っ」


「圭人は見てればぁっ!?梨世,神崎くんと二人で競争するっ!」


「あの…」


「何で俺が見てなあかんのやっ!梨世が見てろ!」


「おーぃ…」


「梨世はやるのーっ!!!!」


「おれがやるーっ!!!!」


「あのー…」


「梨世がっ!」


「俺がっ!」



「もう勝手にしてくださいっ!!!!!!泣」




「「あ」」




学級委員を平伏させたうちら。

今その子は砂に"の"の字を書いて踞ってる。















《はい,えー…ここで,何故かは分かりませんが,突然早さ自慢の人達のきょうそ……ぇ…ちょ……っなにするんですっ……うわぁぁぁぁぁっ……ザーッ》



「「「…」」」



なにがあった放送委員っ!?



《…ククッ★折谷,坂野っ,がんばれ★★★》←黒



「「「……………」」」



お前か弓二ィィィィィィィィィイ!



《あ゛?黒》



「ごめんなさいっ☆テヘッ」



なんでだろ?目の前にいないのに威圧感っ☆冷汗




《…ちょっ…一夜じゃまっ…梨世、折谷、ごめんねっι一夜を一生懸命止めたんだけど、急に意識消えて、気が付いたらここにいた...泣》



また…黒魔術を…(;_;)ホロリ



《ククッ、早く走れよ,お前らっ★》




…もう、いろんな意味で大丈夫か?
うちの学校の放送委員…っι
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