名も無き花
☆観察日記1★
目の前の非現実的な画面の内容に、思考が止まった。
…送れて無かったのならしょうがない!
なんて割り切れる男じゃないし。
その時、何を思ったのか足は玄関に向かっていた。
庭に出て『それ』の前に行って座る。
寝ている?『それ』に向かって零れた言葉は
「どうしたらいい?」
何言ってるんだろう?
こんな得体の知れないものに弱音をこぼすなんて…どうかしている。
でも、なんだか知らないけど言いたかった。
言った瞬間、ちょっと落ち着いた。不思議な感覚。
疲れ果てた体を温泉に沈めるような安堵感。
違うか
真冬の夜にコタツに潜るような心地よさ。
それも違う?
なんだか知らないけれどとにかく落ち着く。
とりあえず、謝ってみよう。うん。
…送れて無かったのならしょうがない!
なんて割り切れる男じゃないし。
その時、何を思ったのか足は玄関に向かっていた。
庭に出て『それ』の前に行って座る。
寝ている?『それ』に向かって零れた言葉は
「どうしたらいい?」
何言ってるんだろう?
こんな得体の知れないものに弱音をこぼすなんて…どうかしている。
でも、なんだか知らないけど言いたかった。
言った瞬間、ちょっと落ち着いた。不思議な感覚。
疲れ果てた体を温泉に沈めるような安堵感。
違うか
真冬の夜にコタツに潜るような心地よさ。
それも違う?
なんだか知らないけれどとにかく落ち着く。
とりあえず、謝ってみよう。うん。