名も無き花
庭に生えてる、あの得体の知らない小人っぽいものに着せたら意外と似合うんじゃないか?


かなり、危ないラインの思考だが…。むしろ裸体のあれを鑑賞するよりは、だいぶましだと思う!

ほらなんか、女子高生を、そのままちっちゃくした様な外観だし…。
服は必要だ!うん。そうに決ってる。


などと、自分にグダグダ言い聞かせること5分。


俺は、『それ』に着せるための、リコちゃんの服を選びはじめた。



周りからみたら変態確定なこの状態。早く終わらせたかった。

が、両手の荷物が邪魔だ。

しかし、手の込んでいる人形で助かる。下着まで売っているとは…。


人形のくせに贅沢だ。そう思ったのは俺だけだろうか?
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