名も無き花
体についてる水滴をバスタオルに吸わせ、下着を手に取り身に着けた。最近ブラを着けて寝るのをやめた。
「つけて寝ると大きくならないよー」
と、真優に言われたのを真に受けて、疑いつつも実行してしまった。
この歳になると無意味な気もするのだが…。
お風呂を上がったら取りあえず、姉のいる部屋へ行く。
23時から放送のドラマ『ファーストキス』を見るためだ。
好きな番組がまるで違う姉と、珍しく気が合った気がする。
趣味も性格も違うのにこのドラマは二人を引きつけた。
原作は16歳の高校1年生の女の子で
最近流行のケータイ小説作家らしい。
文字を打つのが激しくかったるいケータイで、よくこれだけ書けるなぁと、関心する。
1人暮らしをしていた姉のアパートに居候しているので、他の家族に邪魔される心配はない。
今日は一時間拡大放送だから、邪魔が入らないのは都合が良い。
午前25時
姉に一言
「おやすみ」
と言ってベッドへ直行。
電気を消してケータイを手に握る。
何かを期待しているわけでもないけど
待ち遠しい…馬鹿みたい。
そして終わった、うちの一日。
「つけて寝ると大きくならないよー」
と、真優に言われたのを真に受けて、疑いつつも実行してしまった。
この歳になると無意味な気もするのだが…。
お風呂を上がったら取りあえず、姉のいる部屋へ行く。
23時から放送のドラマ『ファーストキス』を見るためだ。
好きな番組がまるで違う姉と、珍しく気が合った気がする。
趣味も性格も違うのにこのドラマは二人を引きつけた。
原作は16歳の高校1年生の女の子で
最近流行のケータイ小説作家らしい。
文字を打つのが激しくかったるいケータイで、よくこれだけ書けるなぁと、関心する。
1人暮らしをしていた姉のアパートに居候しているので、他の家族に邪魔される心配はない。
今日は一時間拡大放送だから、邪魔が入らないのは都合が良い。
午前25時
姉に一言
「おやすみ」
と言ってベッドへ直行。
電気を消してケータイを手に握る。
何かを期待しているわけでもないけど
待ち遠しい…馬鹿みたい。
そして終わった、うちの一日。