影の守護者は闇に潜む
「黙れ…」
先程とは比べ物にならないくらいのドス黒い声…
「自分が何を言っているのか分かってる?なんで…自ら『殺せ』なんて頼むんだよ…。『光』がないから生きられない?それなら僕が君の『光』になるから。弟くんには敵わないけれど、君が生きれるだけの『光』になってあげるからっ…」
男の子は……泣いていた。
「なんで…?」
「分かんない…でも、哀しいんだ」
「ふふっ。可笑しな奴だな」
知らない内に私の頬にも涙が流れ始める。
「うわぁぁぁん。ぐすっ、ひぐっ」
私達は荒れ野の真ん中で、泣き叫んだ。
先程とは比べ物にならないくらいのドス黒い声…
「自分が何を言っているのか分かってる?なんで…自ら『殺せ』なんて頼むんだよ…。『光』がないから生きられない?それなら僕が君の『光』になるから。弟くんには敵わないけれど、君が生きれるだけの『光』になってあげるからっ…」
男の子は……泣いていた。
「なんで…?」
「分かんない…でも、哀しいんだ」
「ふふっ。可笑しな奴だな」
知らない内に私の頬にも涙が流れ始める。
「うわぁぁぁん。ぐすっ、ひぐっ」
私達は荒れ野の真ん中で、泣き叫んだ。