あなたのエンジェルにしてっ!!


それにしても珍しい奴だな。




普通の奴なら大袈裟なリアクションをして痛いフリをするのに。




ことりは自分のほっぺたをつねって放心状態だ。




マンガの世界かっ!!
と突っ込むのを抑えて声をかけた。




「どうした?」




すると急に顔を赤くして


「あ、いや、ごめんなさい。それからありがとうございます。」



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