刹那
報告
「おはよぉ~♪
えっ?一緒に登校!?!?
ってことゎ…」
風に気づかれたっ!!
っと思ったら奏太が
風に近づいてって…
「そっ♪
オレら昨日から
付き合うことになったから♪」
そっ…奏太…!!
ちょっ…ちょちょちょちょっ!!
「優李ぃ???
あたしあれから連絡
待ってたんだけどぉ!?!?」
やっばぁ…!!
「あぁ…
昨日ねぇ…
あのあと寝ちゃってぇ…」
無理でしょ??
この言い訳…??
「なぁんだっ♪
忘れてたわけぢぁないのね??」
「う…うん…。
覚えてたんだけどねぇ…」
よしっ!!
なんとかごまかせたっ!!
「って…
んな言い訳が
この雪乃様に通用するとでもぉ??」
うっわぁ…!!
やっぱバレちゃったかぁ…。
雪乃…怒ってる??
「あはっ♪
バレちゃったぁ??」
「もぉっ!!
次からゎちゃんと教えてよねぇ!!」
なんだ…いつも通りじゃん♪
「はぁい♪
ごめんねぇ♪」
「ってかさぁ
昨日くっついたにしてゎ
お二人超ラヴラヴぢぁん?
実ゎ優李も奏太のこと
前々から
気になってたりしてぇ??笑」
「さぁ?
どぉでしょ→??笑」
「あぁっ!!
ズル~いっ!!」
『『あはははっ』』
雪乃・風・奏太…あたし。
4人の声が校庭に響いた。
こんな幸せな日々が
これからもずっとずっと
続けばいいのに…。
いや、きっと続くよねっ☆!!
このときすでに
あたしの上には
雨雲が広がっていたのに…。
あたしは目先の幸せばかりを見て
全然気づかなかった…