君の右手とあたしの左手


そこにいるのは────



誰だっけ。
茶髪で耳にピアスをつけていていかにも不良っぽい男っ





そいつはすぐにあたしたちがいることに気付き…

「あっ…
斎藤と栗坂と───
柚木さん/////っ」


そいつはあたしをみて顔を赤くした。



「3人でいつも放課後話てんの?」

「そうだけどっあ!!
ちょっと廊下着いてきなさいょ。」


梨花子とそいつは廊下に出てった。



「ゆーぅなっ!!さっきの男の人誰ぇ」

あたしは佑奈にさっきの男のことを聞いた。


「えっ美麻知らないの?同じクラスの白井陸だよ。不良で校則違反ばっかしてるけど顔はすごく良くてめちゃくちゃかっこいいから女の子からけっこうモテててすごーぃ、、有名なんだよぉ」


そんなモテモテの男になんか尚更キョーミないから
知らないしっ


「へぇ。そうなんだぁ
ありがとねっ」



その頃…
梨花子と白石陸は…
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