愛のカタチ
1週間前
あたしは家の人に頼まれ、おつかいに行くことになった。
「じゃあ、行って来るね。たまごときゅうりでいいんだよね?」
「うん、買ってきて。気をつけるのよ」
「わかってるって!あたしだって子供じゃないんだから」
お母さんはあたしに微笑み、「そうよね、いってらっしゃい」と言った。
もう夜の9時を回っている。
お母さんは見たいテレビがあるからと、わざわざおつかいを頼んだ。
そんなの、録画すればいいのに。
なんて思いながらも夜の道は楽しかった。
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