Pinky
「中庭で撮るから行こ!」
そう言われてつれていかれた。
校舎の階段を下りて、外に出ると…
「あ…。」
辺りは日も暮れて暗くなってるんやけど、撮影場所だけは綺麗にライトアップされていた。
啓に見とれてしまった。
黒いスーツでさっきと違ってるのは、短い髪の毛にワックスつけて立ててるのと、ネクタイが付いたぐらい…なんだけど、さっきより断然かっこよく見えた。
啓は一瞬下を向いて笑った。
そして私においでと手を動かした。
それに従って顔を赤く染めながら小走りで駆け寄る。
そのとたん、啓が笑いだした。
「あははっ。美緒、お前どんくさいねんから転けるでぇ。」
「転けへんもん!」
啓に呼ばれたのが嬉しくて、早く近くに行きたいから走ってんねん。
そう言われてつれていかれた。
校舎の階段を下りて、外に出ると…
「あ…。」
辺りは日も暮れて暗くなってるんやけど、撮影場所だけは綺麗にライトアップされていた。
啓に見とれてしまった。
黒いスーツでさっきと違ってるのは、短い髪の毛にワックスつけて立ててるのと、ネクタイが付いたぐらい…なんだけど、さっきより断然かっこよく見えた。
啓は一瞬下を向いて笑った。
そして私においでと手を動かした。
それに従って顔を赤く染めながら小走りで駆け寄る。
そのとたん、啓が笑いだした。
「あははっ。美緒、お前どんくさいねんから転けるでぇ。」
「転けへんもん!」
啓に呼ばれたのが嬉しくて、早く近くに行きたいから走ってんねん。