Pinky
6章
「ん…。」




目が覚めてまだ鳴っていない目覚ましを見るとまだ午前5時。




太陽がのぼりかけ。




もう寝れないや…。




一昨日にテーマパークに遊びに行ったから昨日はあり得ないほど睡眠を取った。




だからかな。


全然眠くない。




階段を降りてキッチンに向かう。


お兄ちゃんはまだ寝てる。


「今日は学校やぁ……ふぁーあ。」




眠たくもないのにあくびが出る。



玄関を出て、郵便受けの中を覗いた。



「新聞っと…。」



中から朝刊を取り出した。





ポトッ










ん?




足元に何かが落ちた。



しゃがんで手に取る。



「手紙…?私宛やん。」



ついつい出てしまう1人ごと。



誰からなんやろ…。




そう思いつつ、とりあえず家に入った。
< 174 / 226 >

この作品をシェア

pagetop