Pinky
キッチンで朝ごはんの支度をする。


今日は勇斗兄ちゃんもいるんやし、朝から少し張り切った。




「よし。できた!」



思ってた以上に上手くできた料理を見て、1人で満足する。



サラダと啓が好きなフレンチトースト。

紅茶とコーヒーは啓達が家に来たときにいれよっと。



その後、いったん自分の部屋に戻って手紙を机に置いた。



それからお兄ちゃんを起こして、啓の家に行った。






まだ寝てるだろーなー、と思いながらお邪魔する。



「啓ー?勇斗兄ちゃん?起きてる?」




「おーう。起きてるで!」



「いででででっ!?痛ぇっつってんだろーが!」



「あ、悪い。」


陽気な声で返事をしてくれた勇斗兄ちゃん。



啓…何やってんのやろ。





リビングに顔を出した。




「げっ。」
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