Pinky
まさか…




ヤキモチ…………?














なわけないわな。



期待して違ってたら後が辛いしな。






「よし。んじゃ行くか!」


「うん。」





2人揃って家を出る。


まあ、いつもの事やけどなぁ。




そして学校。


校内に入った瞬間から色んな人にまじまじと見られてる気がする。


指さされたりもした。


「な、なんか私達めっちゃ見られてへん?」


「そんなもん気にすんな。」

ケロッとした表情の啓。


そんな事言われても嫌でも気になるし。






「おはよ。」


「はよー。」





教室に入った瞬間



パンパンッ!



「きゃ!?」

「うぉ!?」



思わずびくついてしまった。


クラッカーのカラフルな紐が私と啓に巻き付いてる。


何何!?

「!?何かあったん!?どーしたん?これ…」



「おめでとー!」


は!?

何ィ?





啓も何が起こってるのかわからないみたいや。
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