Pinky
「いやぁ、高2やからこそ や。」

啓がピクッとしたように見えた。


「どーゆー意味?」




「さ、啓っ。晩飯待たせてごめんな!食べるで。」

「おっ!待ってましたー。」

「ちょっ、無視!?」

お兄ちゃんと啓は私に見向きもせず、もうご飯を食べてた。


何よ…2人して。

膨れっ面で席に座った。


「うっめ!美緒、お前はやっぱ料理上手いな。」

お兄ちゃんが言った。


悔しいけど、私は単純だから機嫌とかすぐ直る。
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