Pinky
苦しかった。
悲しかった。
それとあまりにも違いすぎる今の感情。
幸せだった。
「そんな泣くほど怖かったんか?…起こせばよかったな…。ごめんな、ずっとそばにいたのに。」
その言葉で充分。
それから少し長い時間、啓に抱きついたまま、離れなかった。
「少し…落ち着いたか?」
「うん…。」
もう大丈夫だ。
「ったく…、椅子座って美緒の看病してたってのに、いきなり飛びかかってくるから、椅子ごとひっくり返ってバリ痛かってんぞ。」
「あは…。ごめんごめん。」
さっきのはしょうがないねん。
悲しかった。
それとあまりにも違いすぎる今の感情。
幸せだった。
「そんな泣くほど怖かったんか?…起こせばよかったな…。ごめんな、ずっとそばにいたのに。」
その言葉で充分。
それから少し長い時間、啓に抱きついたまま、離れなかった。
「少し…落ち着いたか?」
「うん…。」
もう大丈夫だ。
「ったく…、椅子座って美緒の看病してたってのに、いきなり飛びかかってくるから、椅子ごとひっくり返ってバリ痛かってんぞ。」
「あは…。ごめんごめん。」
さっきのはしょうがないねん。